日本語ゆめラボ

人を育てる

共生社会に向けて

共生社会をつくるのは、外国人だけではありません。


外国人住民に日本語教育を行うことは大切です。


しかし、
「日本語ができるようになれば日本社会に適応できる」と考え、
外国人だけに努力を求める社会では、
本当の共生は実現しないと考えています。


外国人を受け入れる地域社会の側にも、変化が必要です。


言葉や文化、習慣の違いに出会ったとき、
すぐに「普通ではない」と判断するのではなく、
相手を理解しようとすること。


分からない相手に「もっと日本語を勉強してください」と求める前に、
自分の伝え方を少し変えてみること。


私は、
外国人と関わる日本人一人ひとりの心の柔らかさも、
共生社会をつくるための大切な力だと考えています。



<これまでの取組>
R7.水戸生涯学習センター
「やさしい日本語から変わる日常」


やさしい日本語は、外国人のためだけの特別な日本語ではありません。
相手に伝わるように考えること。
分からないことを、分からないままにしないこと。
相手に合わせて、自分の伝え方を変えること。


やさしい日本語を入り口に、
日常のコミュニケーションそのものを見つめ直す講座を行っています。



●行政職員のための外国人対応研修


外国人住民が地域で安心して暮らすためには、
行政窓口での対応も重要です。


制度を整えるだけではなく、実際に住民と接する職員が、


どのように伝えるか
何に困っているのかをどう聞くか
文化や言語の違いをどう捉えるか


を考える必要があります。


これまで、水戸市・常総市などから依頼を受け、
外国人住民への対応や、
やさしい日本語に関する研修を行ってきました。


令和7年度に実施した水戸市職員向け研修では、
参加者全員から5段階評価で最高評価をいただきました。


●日本語支援者を育てる
地域日本語教室では、
日本語教師だけでなく、
多くの地域住民が学習者と関わります。


だからこそ、「教え方」だけではなく、


なぜ日本語を学ぶのか。
日本語を通して、誰とどのような関係をつくるのか。
をともに考えることを大切にしています。


日本語支援者養成講座や
地域住民向けの講座を通して、
外国人を「支援する人/支援される人」という関係だけで捉えない、
新しい関係づくりを目指しています。



日本語教育は、日本語を学ぶ人だけのものではありません。
外国人と出会う私たち自身が、
相手を理解しようとし、自分の当たり前を問い直すこと。


その小さな変化の積み重ねが、
誰もが一人の人として暮らせる地域につながると考えています。

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